葉酸
生理作用 赤血球再生、アミノ酸・核酸(DNA)塩基生成
光を浴びると分解させる性質を持ち、赤血球の再生、アミノ酸や核酸の基本化学構造の一
つである核酸塩基の生成に必要な水溶性ビタミンです。
通常の食生活を営んでいるでは、欠乏する事はほとんどありませんが、妊娠中の女性にみ
られる場合があります。
また、欧米における調査によると、受胎前後における十分な葉酸の摂取は神経管の発育
不全による二分脊髄、無脳症、脳質ヘルニアなどの神経管障害の発生や再発に有効な事
が認められています。「五訂食品成分表2001抜粋」
近年の欧米の研究で、受胎前からの十分な摂取は、神経管の発育不全による二分脊椎
症などの障害の発生や再発予防に有効な事が認められています。
米国では1992年、妊娠の可能性がある女性に対して、1日400μgの摂取の勧告を出し、
英国、オランダ、ニュージーランド、中国なども妊娠を計画している女性に葉酸を多く含むサ
プリメントを摂るよう勧めています。
しかし、日本では症例が少なく、足りていると言われてきたため対応が遅れていましたが、
99年旧厚生省調査で、二分脊椎の発症が、近年、増加傾向にあると分かりました。
また昨年、女子栄養大の学生244人を対象とした調査で、1日の葉酸摂取量が平均190
μgしかなかったため、2000年12月末、日本でも女性たちに食事とサプリメントでの摂取を
勧めると厚生省から発表がありました。「朝日新聞2001年2月12日掲載記事抜粋」
多く含まれる食材
レバー、抹茶、うに、枝豆、きな粉、モロヘイヤ、干し桜海老、アスパラガス、大根の葉、そ
ら豆、ブロッコリー、ほうれん草、胡麻、甘栗、帆立、ひじき、キャベツ、かぼちゃ、なめこ、ア
ーモンドなどです。
1日の成人所要量 男女とも200μg
上記の食材を100g摂取した場合、男女ともに約30%以上満たされる概算になります。
「五訂食品成分表2001引用」